有事やインフレで金の価値が上昇?!約20年前と比べ7～8倍に高騰
2021年12月25日に「歴史を越え魅了し続ける金・プラチナ その美しく希少な輝き」で金・プラチナにまつわる歴史的な話を紹介しました。
今回は、別の視点から進めていきますね。また身近で活躍するパナジウムについてもお話します。
目次
有事に必要とされる金、コロナ渦といまの世界情勢で金相場上昇
前回もお話しましたが洗練された美しさから、金とプラチナはアクセサリーをはじめ歴史を越え、高い人気を誇り続けています。
純度で査定額が変わり、金はK24、プラチナはpt1000がそれぞれ純度100％となり、数字が小さくなるにつれ価値が下がっていきます。
ですが現在地球上に残っている金は7万トン、プラチナは1万6千トンと言われ、いずれも残りある資源になります。
上記のようにプラチナは金より希少性が高く、また医療機器や液晶テレビ、ハードディスクなど幅広く活躍していることから基本的には、常時高値がつきやすい傾向にあります。
一方で金は世界中で「価値が共通」であることから、個人資産としても運用されています。
金は有事のときに値上がりし、古くは湾岸戦争、近年ですと2008年リーマンショック、2016年トランプ大統領当選時に上昇した背景があります。
そして2020年、新型コロナで世界諸国から資産的に信用がある金の購入が増え、結果として金相場が上昇しました。
そして現在のロシア・ウクライナ関係で安全資産の金は、かつてない最高値に。ただ内容が争いなので、何とも言えないものがありますね…。
金の価値は約20年前に比べ7～8倍に、パナジウムにも注目集まる
いまのように国同士のいさかい、または経済破綻や大企業の倒産などが起きるとその国の通貨は信用をなくし価値が下がります。すると価値が下がった通貨を手放し、金を保有する人が増え、金の価値が上がっていきます。
有事のときに金が値上がりするのは、それが根源と言えます。
またインフレ（モノの物価が上がる状態）が懸念されたとき、金相場が上昇します。インフレも国の通貨が実質的に下がるため、金を資産にする人が増加するからです。
私自身、ガソリンの値上げでインフレを身近に感じます。原油のインフレも、ロシア・ウクライナ関係に関わります。
エネルギー産出国ロシアと欧米各国との緊張の高まりで、エネルギー価格が上がり続けているからですね。
目を覆いたくなるニュース、エネルギー価格上昇が収束し平時に戻ってほしいと、皆様も感じているのではないでしょうか。
このような要因が絡み、金の価値は2022年3月時点で、2000年に比べ7倍～8倍に高騰しています。
そして、パナジウムも値上がりしています。パナジウムという物質、あまり聞き慣れないかもしれません。
身近なところですと歯科医院で治療される、歯科用合金です。一般的に銀歯と言われることも。パラジウムはアクセサリーにも用いられ、指輪やパラジウムコイン、インゴットなどがあります。
このパナジウムもいまなら常時より高い買取が期待できます。
金と、パナジウム。「そのうち、売ろうかな」と保留中のアクセサリー等がある方は、いまが高値買取時です。
また前回お話した、押し買い業者にも十分にご注意下さい！
まとめ：金とパナジウムの価値上昇時、だからこそ査定先は慎重に！
いかがでしたでしょうか。金は有事の際、個人資産としての安定性から価値がグンと上がります。
またパナジウムも需要増しにつき、高価買取が期待できます。
開封済みの歯科用合金も買取対象になります。歯科医関係の方や、家に銀歯がある方はお問合せ下さい。
需要があるいま、金やパナジウムのアクセサリー類等は平時と比べ高額買取に繋がります。価値が上がっているからこそ、業者選択は慎重な見極めが大切です。
アプリやネットは、万一のトラブルの可能性もあります。やはり納得し、満足できる価格で買取ってほしいですよね。
当店は直接対面ですので、気になることは何でも聞いて下さい。
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